このページの先頭です

チョコログ

ブラジルへ行くの巻 ~その3~

2017/07/28

みなさん、こんにちは。
さて、ブラジルのお話もいよいよ、メインのカカオ農園編です。
お待たせしすぎちゃいましたね。申し訳ありません(>_<)

 

 

 

さてさ~て!前日に訪れた貯蔵庫のあったCAMTA(トメアスー総合農業組合)やジュース工場のある一帯から再びの車移動。

農園に近づくにつれ、視界に入ってくるのは赤い土・植物の緑・広がる青い空しかありません。

そして、今回お邪魔したのは、日系人であり、昨日お邪魔しましたCAMTAの理事もされている小長野さんの農園です。

DSC_0460

 

 

 

 

トメアスーでは『アグロフォレトリー』といい、「森林農業」という方法で、様々な農作物が育てられています。
移民してきたみなさんが、様々な苦難を乗り越えようやくたどりついた『アグロフォレストリー』という農法は、森林伐採のすすんでしまったアマゾンの森林再生に役立つとともに、1種類だけの農作物を作ると木々が疫病などにかかってしまった場合は全滅となってしまうというリスクからも逃れやすくなります。

 

 

 

もちろん、なんでもかんでもランダムに植えて育てればいいというわけではなく、それぞれがそれぞれのために有益であるように、計算され、人の手で「森」を作りあげているのです。
農園主の小長野さんは、今ではブラジル国内の農家だけでなく、インドネシアなどの他国の学生さんや農家さんにも『アグロフォレストリー』を講演会でお話ししたり、実際に研修生として招き入れて、教示されたりしています。
私たちにも、ご自分の農園ではどのような作物をどのように育てられているのか、詳しく説明もしてくださいました。

 

 

 

 

今回は、広大な敷地の中でも、もちろん!!!カカオツリーのある一帯を見学させていただきました。
この写真の左側は、シェードツリーと呼ばれる役割をはたす木々で、バナナやアサイーの木が植えられていました。カカオツリーは直射日光に弱いので、このように少し木陰になるように植えられています。

DSC_0343

 

 

 

 

そして、いざカカオ農園地帯へ!!!
シェードツリーのおかげで、日中でも少し薄暗い畑の中は、縦・横とカカオツリーがキレイにまっすぐに並んでいます。

DSC_0362

 

 

そして、ちょうどカカオの収穫時期に重なっていたため、一面カカオポッドが鈴生りです。
まさに、圧巻の風景です。
カカオの実は、枝だけでなく、幹にも実がなるため、地面に近いところまで実がついています。
なんだか、不思議でしょう?
木の大きさに対して実も大きく、それなりの重さがあるのに、きちんと木から落ちることなく実がついているんですよ。

DSC_0357

 

カカオは、学術的には『神様の食べ物(テオブロマ・カカオ)』という名前がついています。
それは、当時それほど高価だったりという理由からでしたが、この日、カカオ農園で目にしたカカオはまさに神々しいものに見えました。

 

DSC_0363          IMG_0935

 

 

 

 

 

さて、このカカオをどのように収穫して、どうなるのか?!?!
・・・・・・
またしても、この先はお楽しみにっっ!!!
ということで、次回は8月1日に更新予定です!!!

(いつまで、ひっぱるね~~~ん!!!そのようなお声は、近しいところからもガンガンいただいております。後半は更新スピードをあげてお届けする予定です。)
なお、新商品のご案内などはFB・instagramでも更新しておりますので、

そちらもチェックしていただければ幸いです♪♪

ページ上部へ戻る